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#家族募集しますを全話ネタバレ!打ち切りの噂と最終回結末は?

#家族募集しますを全話ネタバレ!打ち切りの噂と最終回結末は?

放送されるやいなやその感動的な物語が話題となっているドラマ「#家族募集します」の全話のネタバレを紹介していきたいと思います!

オリンピックの影響や、出演者である仲野太賀さんの新型コロナウイルスの感染などもあり、打ち切りの噂まで出ているのですが、予定の放送話よりも短くなってしまうには非常に勿体ないドラマの内容です!

「#家族募集します」が配信されているParaviでだけでもオリジナル話数で配信されて欲しい限りです!

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それでは「#家族募集します」の1話から最終回結末までの全話のネタバレを紹介していきたいと思います!

ドラマ「#家族募集します」1話のネタバレ

こんなに泣かされるとは思わなかった。

家をシェアすることで気づかされる“家族のあり方”というイマドキのテーマとタイトル、そしてジャニーズアイドルが主演の作品……となると、ポップでライトなホームドラマがくると思うではないか。

しかし、そんな先入観をいい意味で裏切ってくれた、ドラマ『#家族募集します』。

第1話にして、重岡大毅(ジャニーズWEST)が見せてくれたのは、まるでクライマックスを見ているかのような、感情を爆発させる演技だった。

重岡の涙が呼び水となって、その演技を受ける共演者も、そしてそれを見守る視聴者の涙腺を破壊していく。

「ここ笑うところ!」。

そう言いながら、まさに涙がこぼれ落ちるかのようにあふれる思いを吐露する姿は、俳優・重岡大毅の真骨頂と呼びたくなる演技だった。

重岡が扮するのは、小さな絵本出版社「エッグプラント」に務める赤城俊平。

事故により妻・みどり(山本美月)に先立たれ、幼い息子を育てるシングルファーザーで、まだ保育園児の息子・陽(佐藤遙灯)には、そのことについて話すことができずにいた。

仕事も育児も1人で切り盛りしなければならない毎日は、お弁当を食べながらついウトウトしてしまうほど過酷だ。

だが、俊平は努めて明るく笑顔で過ごす。

きっとそれは俊平自身が、まだみどりの死を受け入れたくないから。

泣いたり、落ち込んだりすることは、むしろ残酷な現実と向き合うことになる。

部屋の中もみどりがいたころのまま。

もう少しだけ、その気配を感じながら過ごしていたい。

まだ今は陽と共に「ママの帰りを待っている」を続けていたい。

その姿は、笑顔を絶やさず謙虚に努力してきた重岡自身の姿とも重なって、嘘偽りのない“健気さ”として私たちの心を突く。

現在、育児中の人はもちろん、きっと誰もが様々な状況下で、大変な思いを胸に隠している。

自分自身を崩さないために、奥歯を食いしばりながら笑顔で毎日必死で生きているのだ。

それは決して同情してもらいたいからではなく、自分が選んだ道なのだから、と。

きっと、その悲しみや苦しみを誰かと分かち合うことができたら素晴らしいことだろう。

しかし今の世の中そんなに簡単に心の荷を預けられるほど人との距離は近くない。

一度そのデリケートな荷物を誰かに渡して、もしぞんざいに扱われたら、きっとさらに傷つくことになる。

ならば、そんなリスクを取らずに1人で耐えたほうがいい。

そんな現代人が持つ繊細な揺らぎを、重岡が演じる俊平の笑顔に投影せずにはいられない。

だが、みどりがいなくなって101日目。

運命が大きく動き出す。

それは俊平の幼なじみ・小山内蒼介(仲野太賀)との偶然の再会。

思い立ったら即行動&お人好しな蒼介は、頑なに笑顔の鎧で固めてきた俊平の心に、そして物理的に生活圏内にも、グイグイと入り込んでいく。

その少々強引なくらいの親切心は、最近では敬遠されがちなもの。

お節介、余計なお世話、善意の押し付け……そんなふうに言われてしまいがちな現代。

実際に、俊平と同じくワンオペで子育てに奮闘しているシングルマザーの小学校教師・桃田礼(木村文乃)からは、一歩引いた冷ややかな眼差しを向けられてしまう蒼介。

だが、なぜか蒼介のことは憎むことができない。

それは踏み込みすぎた場合には、すぐに謝る素直さがあるから。

人は悪気がなくても誰かを傷つけてしまうことはある。

だからこそ、近年では人と接することを避けてしまう傾向に陥りがちだ。

だが、蒼介のように何度もぶつかることで、やっとちょうどいい距離感を知ることができる場合もある。

直接、俊平の頭をワシャワシャと触れることよりも、キャッチボールをする距離のほうが本音を話しやすいように。

ボールを投げながら、少しずつほぐれていく俊平の笑顔の鎧。

自分が笑っていなければと辛い気持ちを誰にもこぼせなかったこと。

みどりが帰ってこないのは、俊平が子どもの頃に妄想した「戦隊ヒーロー・トリプルファイブの一員になったのだ」と、陽に嘘をついていること。

いずれは向き合わなければならないと知りながらも、その日が来るのを恐れていること。

ポロポロとこぼれ落ちる俊平の想いに、蒼介も礼も、そして私たち視聴者も涙があふれるのを止めることができない。

一緒に泣いて、一緒に笑うのが家族……。

一朝一夕に家族になることは難しい。

だが、誰にも頼ることができないと頑なになっていた部分を、シェアしてもいいのではないかという距離感をつかめたように見えた。

まさに、これが第一歩だ。

さらにそこへ、シンガーソングライターを志す横瀬めいく(岸井ゆきの)が息子・大地(三浦綺羅)もやってくる。

3人の親、3人の子ども、そしてその間を繋ぎ温かく照らす、太陽のような1人の男が、これからどんな「家族」を築いていくのか非常に楽しみだ。

誰もが孤軍奮闘する自己責任の時代。

そしてコロナ禍によって、より人と人との距離が離れていく現代に挑む『#家族募集します』。

名も知らない他人から、気兼ねなく頼みごとができるご近所さん、そして血の繋がらずとも絆で繋がることができる家族へ。

その関係性の変化は、孤独の海を1人で泳いでいる気持ちになっているすべての頑張る現代人にとって、たどり着きたい夢の島のように映るだろう。

※「#家族募集します」を全話観れる動画配信は「Paravi」で行われています。

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ドラマ「#家族募集します」2話のネタバレ

人には自分では抜くことのできないガスがあるようだ。誰かに伝えるために文字にしたり、歌にしたり……きっと時間をかければ、その思いを何かしらの形としてアウトプットし、昇華することができるかもしれない。

でも、育児はノンストップ。一度スタートしたらリセットすることはもちろん、なかなか立ち止まることができない。それがワンオペならばなおさらだ。

気を抜くきっかけをつかめずに、まるで風船のようにパンパンに膨らんでしまったモヤモヤ。その思いは、きっと誰かがそっとハグしてくれたらシューッと抜けるものなのかもしれない。

物理的にも、精神的にも、きっと私たちはお互いをハグしながら生きていける。『#家族募集します』の第2話は、そんな優しさに包まれた回だった。

シングルファーザーの俊平(重岡大毅)とシングルマザーの礼(木村文乃)、そして温かな家族に憧れている蒼介(仲野太賀)は、いきなりひとつ屋根の下で暮らすことはためらいながらも、お互いのピンチに駆けつける仲間のような絆が芽生えつつあった。

そんななかSNSの「#家族募集」を見て、お好み焼き屋『にじや』へとやってきたシングルマザーの横瀬めいく(岸井ゆきの)と、その息子の大地(三浦綺羅)。

ギターケースを背負い、シンガーソングライターを目指しているというめいくは、誰にも迷惑をかけまいと奮闘してきた俊平や礼とはまったく違うタイプだ。

つかみどころのないマイペースなめいくの言動に落ち着かない様子の蒼介。すぐさま「ピンチだ!」と俊平と礼は招集をかける。

さっそく、俊平の息子・陽(佐藤遙灯)と、礼の娘・雫(宮崎莉里沙)と共に食事や読み聞かせをしていると、めいくから「自分がいなくなっても大地が寂しくないのでは」という笑えない冗談まで飛び出し、蒼介はイライラを隠しきれない。

翌日、そんな蒼介の神経をさらに逆なでするように、めいくが大地を残して何時間も帰らない。いつも明るくおおらかな蒼介が、「子どもを捨てたのではないか」と大騒ぎして怒りをあらわにする理由。

それは、めいくが蒼介の母親に似ているためだった。

蒼介がお好み焼きを分け合って笑う家族に憧れてやまないのは、かつて父親が出ていき、シングルマザーとなった母親にも見捨てられたから。

ひとりでメロンパンをかじることが当たり前になりつつある大地に、蒼介のかつて大きく傷ついた部分がうずくのだ。

いつもならば、思いつくままお節介なほどに行動していく蒼介。だが、今回ばかりは蒼介に代わって俊平が動き出す。

一方、自由奔放に見えためいくも、育児と自己実現の間で揺れ動いていた。ちゃんとした母親になることは、シンガーソングライターになる夢を捨てることなのだろうか……。

今もなお根強く信じられている母性神話。自分のことよりも子どもに尽くす、そんな母性が必ず女性には備わっているという説だ。

しかし、神話はあくまで神話。現実とは必ずしも一致するものではない。

子育ての大変さに「逃げ出したい」「楽しくない」「自分には母性がないのでは?」と悩む女性は多いのだ。

個性を尊重し、男女問わず自分らしくキャリアを築こうという社会の流れの中で、母親になるという選択をした瞬間、一律の「いいお母さん」像を目指さなければならないプレッシャーがあるように感じる。

自分の人生やキャリアを目指すことと、母親として子どもに愛情を注ぎ育てること。それを両立していくためには、きっともっと他者の手を借りやすい空気が必要なのではないか。

それがお金を払って受けることのできる各種サービスでもいいし、ご近所さんのような仲間でもいい。

「帰りましょう」「おかえりなさい」そう言って、物理的に、そして精神的にガスを抜ける確かな信頼関係があれば、それはもう新しい「家族」の形と言えるのかもしれない。「家族になる」とは、きっとピンチを助け合う時間の積み重ね。

今はそんなピンチを誰に叫んでいいのかわからない世の中になってしまったのかもしれない。

あなたにはピンチのときに駆けつけてガスを抜いてくれる人はいるだろうか。そして、逆にあなたは誰かのガスを抜く存在になれれているだろうか。

この張り詰めた社会の生きづらさを変えていく一歩に、『#家族募集します』がなってくれるような気がしている。

まだ、家族の入り口にようやく立った仲間たち。そして次回はついに俊平が妻・みどり(山本美月)が帰らぬ人になったことを陽に伝えるようだ。

それは、俊平にとって残酷な現実を本当の意味で受け入れるということ。完璧な家族はない。

だからこそ、常に欠けてしまった何かと向き合い、補っていく作業が家族には発生する。失われたものとどう向き合っていけばいいのだろうか。

そのヒントを、心揺さぶる演技で私たちに伝えてくれるのではないだろうか。

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ドラマ「#家族募集します」3話のネタバレ

毎回まるで1本の映画を見るかのように、一つずつ丁寧に壁を乗り越えていく姿が描かれる本作。

第3話では、いよいよ主人公・俊平(重岡大毅)が、息子・陽(佐藤遙灯)に、母親・みどり(山本美月)の死を告げることを決心する。

絵本作家であり、ヨーロッパで取材中に不慮の事故で帰らぬ人となってしまったみどり。俊平は陽に100日以上、その事実を伝えられずにいた。

それは、幼い陽にどう話したら母の死が理解できるのかという模索以上に、俊平自身が最愛の妻の死を受け入れるの時間が必要だったのではないだろうか。

陽に伝える日は、すなわち「いつか帰ってくる」という夢の時間の終わりを意味する。できることならもう少しだけ、この残酷な現実から目を背けていたい。

陽と2人でみどりが帰ってくるのを待っていたい。誰よりもそう願っていたのは俊平だったのだから。

しかし、いつまでもそんな夢の中に居続けることができるわけではない。陽に「ママはいつ帰ってくるの?」「ママはどこにいるの?」そう聞かれるたびに、話をそらさなければならない心苦しさ。

きっとこのままごまかし続けていけば、大好きなはずのママの話を陽とできなくなってしまうおそれもある。

そんな俊平の背中を押したのが、にじやのメンバーだった。そのアプローチも個性が光る。世話好きな蒼介(仲野太賀)は放っておけないとみんなで悩みをシェアしようと声をかけていく。

見切り発車と揶揄されるくらいのちょっぴり強引なところも、ふさぎ込みがちなときには嬉しいもの。自分から「聞いてほしい」というのが苦手な、人に迷惑をかけたくないタイプならなおさらだ。

蒼介がセッティングした場で、俊平の隣に座ったのはめいく(岸井ゆきの)だ。蒼介が奮闘して作った“お好み焼き風パンケーキ“も「おいしくない」とバッサリ言うめいくは、俊平にも「考えてるふりして、本当は逃げてるんじゃないの?」「陽がどんな顔をするのか怖くなって、逃げてるだけなんじゃないの?」と歯に衣着せぬ物言いで意見する。

ここまで遠慮なくぶつかられては、つい俊平も本音があふれる。

「だからヤダったんだよな。グサッときた。みんなに相談したらさ、そうやって俺のやわらかいところに切り込んでくるんじゃないかって……だから相談するのも逃げてたのかな」そう言いながら、自分自身と向き合わざるを得なくなるのだった。

手いっぱいのときに助けてもらう“逃げ場所”となりながら、同時に「逃げずに立ち向かうときでは?」と背中を押すことができる……彼らが目指しているのは、そんな距離感の“家族”。

きっとめいくがこれほど真正面から意見できたのは、前回はめいくとその息子・大地(三浦綺羅)とのことで一度迷惑をかけたという“お互い様”の関係だと思えるからこそ。ぶつかりながら、腹を見せ合える間柄に彼らはなりつつあるのだ。

「他人の悩みに何か言えるなんて傲慢だと思う」「私なら自分の悩みに立ち入ってほしくない」と考えていた礼(木村文乃)も、また彼女なりのアプローチで俊平の悩みと向き合っていた。

児童心理学の専門的な意見を参照しながら、最善の方法を探っていく。そして、おやっさんこと銀治(石橋蓮司)もまた「子どもたち向けのメニューも考えないとな」と、自分のできることで、新しい家族の一員になっていく姿に胸が熱くなる。

自分の悩みは、最終的には自分でどうにかするしかない。「自己責任」が叫ばれる現代では、礼のように“他人が余計な口を出さない”ということもひとつの優しさという考え方もある。

だが、違う視点を持つからこそ気付かされることや、思わぬヒントをもらえることもある。最も近い他人として、家族がそんな心強い存在になってくれたら……そんな理想を彼らは実現しようとしているのだ。

ついに「ママは帰ってこない」「死んじゃった」と自分の言葉で、陽に真実を伝えた俊平。その様子を、涙を堪えながら見届ける一同。

「こういうふうに一緒に泣いて、一緒に笑って、1人の気持ちをみんなでシェアするのが家族だよね」と、蒼介と泣きながらキャッチボールしたときの俊平の言葉がリフレインする。

「寂しいときはね、一緒に泣こう」。そう言って陽を抱きしめる俊平を見て、涙が止まらなかったにじやの面々も、そして同じように目から熱いものがこぼれた視聴者も、この瞬間は家族になっていたように思う。

愛する人の死を受け入れて前に進んでいくことは、決して気持ちが切り替えられるということではない。むしろ、笑える瞬間を迎えるほどに「ここにいてくれたら」と一層恋しくなるもの。

また同時に、その痛みを感じるということは、それだけ愛しい人と出会えた喜びを知ることでもある。そんな複雑な気持ちの揺らぎと共に生きていくということなのだ。

泣くまいと気を張っているときよりも、ふいに気が緩んで涙があふれる日々が、この先もずっと続いていく。

その終わらない悲しみを抱えながら生きているのだと、知ってくれるだけで人は救われるものだ。一緒に泣いてくれた人なら、きっと覚えていてくれるはずだから。

そして、面と向かって涙を流していなくても、どこかで泣いているのだとそっと察してくれる、そんなやわらかな愛情が漂う“家族”に。

彼らならきっと実現できるのではないか、いや成し遂げてほしいと応援したい気持ちでいっぱいだ。

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ドラマ「#家族募集します」4話のネタバレ

同じお弁当を食べ、お風呂に入る順番を決めて、湯上がりの飾らない姿を見せ合う……そんな家族としての暮らしのリズムが少しずつ整ってきた3家族が描かれた第4話。

その光景はまさに平和そのもので、子どもたちの笑い声が心地よく窓から漏れ聞こえてくる。

こんな幸せな空気に包まれた家に「ただいま」と言って帰りたい、そう思うのは黒崎(橋本じゅん)の娘・いつき(板垣樹)だけでなく、テレビの前でこのドラマを楽しみに待つ視聴者も同じ気持ちではないだろうか。

順調にスタートしたように見えた4人の大人+3人の子どもの共同生活。しかし、そこに新メンバーとして黒崎がやってくる。

俊平(重岡大毅)と同じ、3カ月前にシングルファザーとなったと言うのだが、名字が違う2人。親子関係はかなり複雑そうだ。

仕事で忙しい黒崎はいつきとのコミュニケーションがうまくとれておらず、夏休みの間どのように過ごしていいかわからないと言う。

「娘を預かってほしい」と言うものの、すでにお好み焼き屋にじやの2階には新たなメンバーを受け入れるだけのスペースがない。やんわりと事情を伝えてわかってもらおうとした俊平を見かねて、礼(木村文乃)がピシャリと断った。

礼が現実的な判断をしたことに、誰も異論はなかった。しかし本当にこれでよかったのか。いつきがどれほどの思いでにじやを訪れたのか……とモヤモヤが残る。

家の中では、時折そんな議題が持ち上がるものだ。なぜなら家族単位のルールは、世間一般のそれと一致しているわけではないから。

自分たちがどうしたら快適に暮らしていくことができるのかは、自分たちで話し合って決めていかなければならない。これも家族をしていく上で避けては通れない道だ。

「あのままあの子を受け入れたほうが良かったですか? そういう空気ですよね?」

「けど、今の私たちは自分たちのことで精一杯じゃないですか。これ以上、他人の問題を抱えるなんて、お節介が過ぎます」

「え、私間違ってます?」

そんな礼に対して何も言えない俊平と蒼介(仲野太賀)。すると、礼はめいく(岸井ゆきの)に意見を求める。

これまでのやり取りを見ていると礼とめいくの価値観が正反対なのは明らか。それでも礼が、めいくの意見に耳を傾けたのは、彼女を家族の一員として意識し、その声を聞いておかねばと思っている証だろう。

「私は成り行き主義だからさ。何が良いとか、何が正解なんてわかんないや。正解とか間違いって、その人によって違うし」

「私、学生時代にシェアハウスに住んでたことあるんだけど、自分がこうしたいとか、こうじゃなきゃ、とかなるべく思わないようにしてたんだよね……それも相手にとっちゃ、ただのわがままだから」

というめいくの言葉に「私が、わがまま?」と、礼は否定されたような感覚を覚える。決して、めいくは礼を責めたくて言ったわけではない。

あくまで自分のポリシーを過去の経験をもとに語っただけだ。しかし、今回“こうじゃなきゃ”と行動したのは自分、つまり“こうじゃなきゃ”と思う=わがまま=私がわがままと、つなげて考えてしまうのだ。

「だから、間違いとか正解じゃないって話をしてんの」というめいくの言葉も届かない。こんなふうに礼の認知がネガティブに傾いたのは、“こうじゃなきゃ”と思って行動してきたのは今回だけじゃないから。

理想の家族を求めるあまり、仕事が一番の夫のもとを出て行った礼は、まだ正式に離婚をしてはいなかった。そのやわらかくて痛いところを、めいくに突かれたような気分になったのだろう。

いつだって、娘のしずく(宮崎莉里沙)のために、これが「正しい」と判断してきたつもりだった。でも、それは理想を求める自分のわがままを通しているだけかもしれない、そんな迷いを「めんどくさいよね」と俊平にこぼす。

そんな礼に「面倒くささなら僕の方が上です」と寄り添う俊平。彼もまた、妻のみどり(山本美月)が帰らぬ人になってしまったヨーロッパへのフィールドワークをすすめたのは自分だという自責の念を抱えているからに違いない。

人生には間違いとか正解とかないのだ。そうはわかっていても、本当にこれが正しかったのか、どうしたらよかったのかと自らに問うことをやめられない。

ウジウジと考えて、迷った挙げ句に感情的になって、取り繕うこともできないくらい余裕がなくなって……そんなめんどくささに付き合うことこそ家族ということなのだろう。

「礼さんのそういうところも、好きです」と俊平の口からドキッとする発言も飛び出したが、それは恋の始まりというよりも、ずっと穏やかな家族愛に近いようだ。

めいくと蒼介がニヤニヤと見つめている様子も、なんだか両親が仲良くしているのをよろこぶ兄と妹のように見えて微笑ましい。

これにて一件落着か……と思いきや、にじやにはまたも「家出をしてきた」という、いつきの姿が。そして、俊平も「みどりからの新しい宿題を見つけた」という。

まだまだ“家族”で解決していくべき問題がたくさんありそうだが、きっとやさしく解決していくに違いない。早くもまた、この家族に会いたくなる。

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ドラマ「#家族募集します」5話のネタバレ

第5話では、また新たな理想的な展開を見届けることができた。

それは離婚して、娘のいつき(板垣樹)と疎遠になっていた黒崎(橋本じゅん)の見せた優しい笑顔。

いくら本当の家族であっても、どんな風に笑い合っていたのか忘れてしまうこともある。

大事なことは、それでもまた近づきたいと思えるかどうか。

お互いに「ごめんなさい」と素直に謝ることができた黒崎親子は多少のぎこちなさを残しながらも、距離を縮めることに成功した。

また、にじやメンバーのリモート家族メンバーとして繋がり続けることになったのだ。

そんな黒崎親子に触れることで、礼は正式な離婚への決意を固める。

それは、礼が「理想」だと思っていたものは、自分たちなりの幸せを作ることではなく、独りよがりに押し付けていただけだと気づいたから。

理想的な家族とは、家族の数だけ形があっていいのだ。

例えるなら、クッキーのように型押しするのではなく、お好み焼きのようにヘラで生地を整えながら形を作り上げていくものなのかもしれない。

ときには、意外な味付けのパンケーキお好み焼きがあってもいい。

丸くないワンハンドタイプのお好み焼きがあってもいいのだ。

そこに思わず笑顔になれる時間=理想的な瞬間があれば。

礼が離婚への覚悟を決めたのと同時に、俊平も亡き妻・みどり(山本美月)の遺品を整理していく心の準備をしていた。

俊平にとってみどりの死は、自分がすすめたことによって起こってしまったという罪悪感があったはずだ。

愛しい人を亡くしたという悲しみに加えて、そのきっかけを自分が作ってしまったという痛みに向き合うのはどれほど辛かったことか。

だが、そんな俊平に救いの瞬間が訪れる。みどりの残したレコーダーに「本当に来てよかった」の声が入っていたのだ。

どんなに悔やんでも時間は戻らない。それがわかっているからこそ、大人は今の決断に慎重になってしまう。

しかし、何かを始めることで、過去の出来事に対する気持ちが少しだけ軽くなるような瞬間を迎えることもあるということ。

それも「理想だ」と言われてしまえば、そうかもしれない。だが、このドラマではその理想が、とても優しく描かれるのだ。

その時間に癒やされ、それぞれの理想に向かって、また何かを始めることに勇気をもらえるのだ。

次回はめいくが新たな恋を目指して一騒動ありそうだ。俊平の礼への気持ちも、注目が集まるところ。

「こんな家があったらいいな」「こんな風に生活できたらいいな」を実験的に取り組んでいく彼らのこと、もしかしたら、これまでの恋愛とは異なる繋がりで家族の絆が強固になっていくなんていう展開もあるかもしれない。

まだ見ぬ新しい理想を実現していってくれることを期待しながら、来週も幸せな時間を共有していきたい。

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ドラマ「#家族募集します」6話のネタバレ

俊平(重岡大毅)は、妻・みどり(山本美月)の遺したボイスレコーダーをヒントに、新しい絵本を作ろうと奮起することに。

〈はじめて知った恋の色に 染まってゆく心 まるごと全部君のしるし〉と続く歌詞のように。

懐かしむばかりではなく、遺してくれたものと一緒に生きていくことができるということ。

「またね」を別れの言葉から、再会の誓いにしていく。それは俊平にとって、改めてみどりの才能に恋をする日々になるかもしれない。

“いない”ということに、どう向き合っていこうか。第6話では、そんなテーマを感じることができた。

正式な離婚が成立した礼(木村文乃)だが元夫との関係性は良好で、娘の雫(宮崎莉里沙)の父親がいなくなるわけではなかった。

その様子を見て、離婚した元夫と会うことを拒んだめいく(岸井ゆきの)は、息子・大地(三浦綺羅)にパパがいないという事実に罪悪感を抱いていた。

恋をして新しいパートナーを迎えてみようかと、積極的に動き始めためいく。音楽仲間のナオト(井口理)を彼氏候補としてお好み焼き屋『にじや』につれてくるという強行突破を見せるのだった。

「兄、おじいちゃん、2番目の兄に、お姉ちゃんとその子どもたち!」そんな風に紹介される『にじや』のメンバーが拒んだり照れたりせずに、受け入れていくのも微笑ましい。

サブスク家族として仲間入りした黒崎(橋本じゅん)も、すでに親戚感を漂わせているから、笑ってしまう。

めいくのことを家族同然に心配する一同は、ナオトが彼氏候補にふさわしいかどうか、まるで面接のような質疑応答を繰り広げる。

ドラマにメタ視点を持ち込むのは野暮だとは思いつつも、人気バンドKing Gnuのボーカルを務める井口に対して「本気で音楽をやっているのか?」と問いただすシーンにも思わずニヤリとしてしまった。

そんな騒動を通じて見えてきたのは、大地の本音。パパはいない、けれど不幸せではない。

めいくも、そして『にじや』の家族がいることに大地は満足していた。むしろ、無理に新しいパパを求めるつもりもないと。

小さいころ、学童で仲良くなった俊平と蒼介(仲野太賀)も父親がいない日々を過ごした先輩として、「十分幸せだった」と言葉を添えるのだった。

一般的に、両親が揃って“いない”ことは、“いる”家族に比べて、欠けてように感じられることが多い。

でも、大事なのは愛情で満たされているかどうか。死別はもちろん、離別もやむを得ない理由から別れを決断している。

シングルファザー、シングルマザーとして歩み進める中には、礼のように「おめでとう」と言われる門出の場合もある。

“いない”というのはあくまでも状態であるということ。みどりのように“いない”けど“いる”が続く家族もいる。

大地のように“いない”ことを自然にとらえている子どももいる。そんないろいろなカラーの家族の形が、そのままに受け入れられる社会になってほしい。

そんな願いが『にじや』という名前を呼応しているように思えた。

シングル親の恋愛は、独身時代以上に慎重になるもの。礼が「ノリや勢いで恋愛はできない」と言ったのは、実に彼女らしい意見。

しかし、礼の中にはほのかに俊平への恋の予感がある。次回はいよいよ家族旅行へと出かける一同。

みどりの声を聞いた礼がどのような反応をしていくのかが注目ポイントになりそうだ。みどりへの恋が続いている俊平と、どのような関係性を築いていくのだろうか。

もしかしたら、これまで多くのドラマで描かれたような燃え盛るようなロマンスとは違う、温かい空気のようなやわらかな恋が育まれていくかもしれない。

「家族とはこうあるべき」という思い込みをやさしくほぐしていく本作なら、「恋とはこうだ」という圧力も解き放ち、でっかい愛で抱きしめてくれるような予感がする。

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ドラマ「#家族募集します」7話のネタバレ

特別な思い出。それは、みんなで食べた高級メロンの味。海で作った大きな砂のお城。

おじいちゃんを独り占めして入った銭湯の大浴場……。日常のなかにときどき訪れるレアで眩しくて忘れたくない時間。

私たちはそんな幸せな瞬間を胸に一生を生きていくことができる。

第7話では、にじやの店主・銀治(石橋蓮司)に注目が集まった。これまでおじいちゃん的存在としてにじやの家族を見守ってきた銀治は、頑なに2階に足を踏み入れなかった。

それは、銀治の“本当の”家族との思い出が詰まっていたから。そこに足を踏み入れれば途端に蘇る家族との時間。

今はいない家族と何があったのか。全ては語られてはいないが、きっと俊平(重岡大毅)が亡き妻・みどり(山本美月)のスーツケースを開けられなかったように、その思い出と向き合うには何年もの時間が必要だったのだろう。

仕事での挫折を経験したことで、娘のいつき(板垣樹)との時間が取れるようになった黒崎(橋本じゅん)に「いいことも悪いこともとんとんならば御の字」と諭す姿も印象的だった。

人生はいいことばかりではない。むしろ楽しい日々は当たり前のように過ぎ去り、苦しく悲しい出来事のほうが長い時間心を締め付ける。だから、いいことと悪いことが同じくらいならそれは十分幸せだということ。長く生きてきた人生の大先輩の言葉が重く響いた。

そんな銀治の手を引いて2階へと誘ったのは、めいく(岸井ゆきの)の息子・大地(三浦綺羅)だった。

めいくの経済的な事情もあり、他の子どもたちと一緒に海に行くことができなかった大地。だが、その代わりに銀治のことを独り占めできたと嬉しそうに手を繋ぐ。

「狙ってた!」と言ってのける姿に、いつも聞き分けのいい大地の無邪気な一面が垣間見えて、こちらまで嬉しくなってくる。特別な思い出は、いつもの家の中でも作ることができる。まだまだ「ステイセーフ、ステイホーム」が続く2021年の夏にグッとくるものがあった。

もちろん特別な場所に行くことができるのであれば、それこそ二度と巻き戻せない貴重な夏の思い出だ。

仕事ばかりしてきた黒崎が、自分の建てたホテルを娘に見せることができるのも、おそらく今年の夏でなければ叶わなかったことだろう。

娘が父と「2人きりで海に行きたい」と言ってくれる年頃は短い。そして、いつきにはゆくゆくは母親のもとに行かなければならないという期限もある。

子どもの成長と、大人の事情、そして行きたいところに行くことができるという環境が整うタイミングというのは、決して当たり前ではない奇跡なのだということを私たちは知っている。

だが、それがもし叶わなかったとしても絶望することはないのだと、大地の屈託のない笑顔に励まされたような気がした。

そして銀治が大地の手を取って2階に上がり少しだけ自分の“本当の家族”との時間を話したように、礼(木村文乃)が俊平の隣に寄り添いみどりのボイスメモを聴き返したことで俊平はみどりを旅に行かせた複雑な思いを明かす。

もしかしたらずっと誰にも言わなかったかもしれない想いが、やわらかににじやの家族にシェアされていく。心を締め付けていたものを、家族が解きほぐしてくれる。それが夏の開放感がもたらす特別な時間なのかもしれない。

だが、ここで銀治の言葉が再び聞こえてくる。人生はいいことばかりではないのだ、と。

私たちは“いいこと”に対しては、事前に準備をしていることが多い。スケジュールを立て、宿を予約し、旅の準備をするのもそうだ。

そして、おじいちゃんが遊んでくれそうなときを「狙って」声をかけるのもそう。だが、悪いことは突然、誰もが想像していないときに起こる。

めいくと蒼介がご機嫌に出かけ、大地がさらに銀治と2人きりの時間を楽しもうとしたタイミングで、銀治が倒れてしまったのだ。

心の準備ができていないことに、私たちはとっさに動くことができない。ましてや大地はまだ子ども。

大人でさえ動揺してしまうシチュエーションをどのように対応していくのだろうか。「遊ぼう」なんて言わなければ。出かけてなどいなければ。

体調の変化に気づいてあげていれば……と、誰もが悪いことに対しては自責の念に駆られるもの。銀治の身体は、そして大地の、にじやの家族の心は大丈夫なのかと心配でならない。

でも、1つだけ言えるのは大地が2階に連れ出したからこそ、銀治は自分の部屋で静かに倒れずに済んだということだ。

誰にも見つけられなかった可能性さえあったところを、1人にしなかったのは大地のおかげなのだ。だから、どうか自分を責めずにいてほしい。

“家族”をしていれば避けては通れない家族のピンチを、俊平たちがどのようにケアし向き合っていくのか。これは真の家族となる試練の始まりといえそうだ。

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