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ダンまち4期11話最終回の見逃し配信!無料動画はTVerにない?

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【無料動画】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかの見逃し配信とネタバレ!配信期間は?

TOKYO MXで放送されているアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」4期新章迷宮編11話最終回の見逃し配信、無料フル動画を無料視聴する配信期間の情報や、あらすじ、ネタバレ、漫画を無料で読む方法、過去放送回のことや再放送、TVer(ティーバー)やGYAO!(ギャオ)、Netflix(ネットフリックス)などで観れるかなどを紹介したいと思います!

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この「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」は、円形都市オラリオとその地下に広がるダンジョンを主な舞台とした神の眷族が織り成すファンタジー作品で、人気です!

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アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」4期新章迷宮編11話最終回のあらすじ・ネタバレ

「過酷(エンドレス)」

出演者
【ベル・クラネル】松岡禎丞
【ヘスティア】水瀬いのり
【リリルカ・アーデ】内田真礼
【ヴェルフ・クロッゾ】細谷佳正
【ヤマト・命】赤崎千夏
【サンジョウノ・春姫】千菅春香
【カシマ・桜花】興津和幸
【ヒタチ・千草】井口裕香
【ダフネ・ラウロス】小若和郁那
【カサンドラ・イリオン】真野あゆみ
【アイシャ・ベルカ】渡辺明乃

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アニメ「ダンまち」4期全話のあらすじ・ネタバレ

迷宮都市オラリオ――『ダンジョン』と通称される、壮大な地下迷宮を保有する巨大都市。この街で、一柱の小さな女神と出会った冒険者志望の少年は、仲間をつくり、ダンジョンに挑み、多くの死地をくぐり抜け、さらなる<昇格(ランクアップ)>を遂げていた。そんな彼のもとにもたらされた一通の書状。

書かれていたのは、ダンジョン未到達階層への遠征任務。未知なる冒険へ向けて、仲間たちと共に、少年は新たな一歩を踏み出す。これは、少年が歩み、女神が記す、――《眷族の物語(ファミリア・ミィス)》――

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」4期新章迷宮編1話のあらすじ・ネタバレ

「出発前夜(プレリュード)」

異端児ゼノスの救出、好敵手アステリオスとの戦闘を経て、Lv.4への昇格ランクアップを果たした 【 ヘスティア・ファミリア 】 の冒険者、ベル・クラネル。それに伴い派閥のランクも上昇、ベル達はギルドから強制任務ミッションを課されることになる。その内容はダンジョン到達階数の更新──。異端児ゼノスとの共存の道を模索するため、ベル達はより深く、ダンジョンの深淵へと挑んでいく……

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」4期新章迷宮編2話のあらすじ・ネタバレ

「巨蒼の滝(グレート・フォール)」

ミアハ、タケミカヅチの派閥、そしてアイシャも伴い、派閥連合のパーティでダンジョンへ挑むこととなったベル達【ヘスティア・ファミリア】。ふたりのLv.4冒険者を擁するパーティは、順調に中層を突破し、中層と下層の分水嶺となる24階層で野営を張ることに。未踏の領域──下層への侵攻アタック準備も整え、ベルは、今回の遠征の先、未だ遠いダンジョン踏破の先を見据え、決意も新たに歩みを進めていく──

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」4期新章迷宮編3話のあらすじ・ネタバレ

「寄生(ヤドリギ)」

25階層での異常事態イレギュラー──強化種となり知性を有したモンスターに強襲され、千草は宿り木を撃ち込まれ、その身体を蝕まれてしまう。先だって強化種の被害にあったルヴィスの助言も得て、ベル達は地上への帰還よりも、強化種を討伐することで、千草を蝕む元凶を断つこと、そして強化種による更なる被害を未然に防ぐことを選択。だが、冒険者達が悩み抜いた末の行動すらも狡猾なモンスターには想定の範疇だった……

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」4期新章迷宮編4話のあらすじ・ネタバレ

「水都の少女(マーメイド)」

強化種との戦闘のさなか、パーティからはぐれてしまったベルは、滝壺の底でマーメイドの異端児ゼノス、マリィと出会う。彼女の生き血で全快したベルは、マリィに連れられ一時避難することに。一方で、ベル不在となってしまったリリ達だったが、強化種の被害にあった冒険者達とも合流・連携し、後退しつつ強化種を誘い出す戦術を執る。しかし、ここでも強化種はリリ達の思惑を超えた行動に……

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」4期新章迷宮編5話のあらすじ・ネタバレ

「聖火の英斬(アルゴ・ウェスタ)」

怪物進呈パス・パレードに怪物の宴モンスターパーティー。おおよそモンスターにあるまじき戦術を使い、リリ達を追い詰める強化種だったが、春姫が起死回生の妖術【ココノエ】を放ち、形勢は逆転したかに見えた──
しかし、強化種の狙いは、冒険者たちが集めた魔石。それらを喰らい、自らに更なる強化を施す……。アイシャまでも宿り木を喰らい絶体絶命の中、ルヴィスやドルムル達が自ら犠牲となることを提言する……

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」4期新章迷宮編6話のあらすじ・ネタバレ

「白兎の脚(ラビット・フット)」

地上で、神々が昇格ランクアップしたベルやヴェルフのふたつ名を議論し、定めていた頃──無事、強化種を討ち果たしたベルと仲間達は、安全地帯セーフティポイントの18階層で身体を癒やし、地上へ帰還するための準備を進めていた。 久々にベルとゆっくりした時間を過ごそうと、リリはベルを誘おうとするが……強化種相手に傷ついたルヴィスやドルムル、ダフネやカサンドラといった割り込みが次々と入り……

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」4期新章迷宮編7話のあらすじ・ネタバレ

「予知夢(カサンドラ・イリオン)」

リュー・リオンが冒険者を殺害──耳を疑うような話を耳にしたベル達。有り得ないと確信に近い思いを抱く面々ではあるが、リヴィラの冒険者達は色めき立ち、リューの討伐隊を組織していく。リヴィラの冒険者達が発見する前にリューに接触し、真相を明らかにする──そのためにベル達は地上への帰還を先送りにし、リューの討伐隊に加わることに。だが、ただ一人、カサンドラだけは、ベル達が決めた方針に反対の意を示した……

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」4期新章迷宮編8話のあらすじ・ネタバレ

「混迷(ミラビリス)」

リューの討伐隊は、下層で起きた異変を受け、25階層での見張りと27階層への捜索隊に分割されることに。それに伴ってベル達も、捜索隊に参加するベルと、リヴィラで騒ぎを扇動した冒険者タークを監視するグループに分かれて行動を始める。狙い通り、ターク達は不穏な動きを見せ始め、リリやアイシャは彼らを追う。一方でベルは27階層に響く歌声を聞きつけ、独り捜索隊を離れ、歌声の主──マリィとの再接触を試みる。

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」4期新章迷宮編9話のあらすじ・ネタバレ

「凶兆(ラムトン)」

過去の仇を追い詰める復讐鬼──そんなリューの姿を目の当たりにしたベル。しかし、それでもリューに冒険者殺害の真相を問いただし『やっていない』という言葉を引き出すに至る。すべてはジュラやタークがリューを貶め、殺害するために仕組んだ謀略……本性を現したジュラは強硬策へと舵を切り、調教テイムされたモンスターを呼び出す。それは、下層にいるはずのない──深層に生息するモンスター、ラムトンだった……

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」4期新章迷宮編10話のあらすじ・ネタバレ

「破壊者(ジャガーノート)」

厄災来たる──それは、例外なく冒険者に死を運ぶ存在。それは、かつてリューの仲間【アストレア・ファミリア】を殺戮した怪物……それは、ダンジョンが秩序を保つために産み落とした破壊者ジャガーノート。ボールスが率いていた上級冒険者達が一瞬で生命を散らし、世界を恐怖・絶望・断末魔のみが支配するものに変じていく──ジュラの真の狙いは、この破壊者を呼び出すこと、そして、魔道具で支配することだった──

アニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」4期新章迷宮編11話最終回のあらすじ・ネタバレ

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アニメ「ダンまち」1期全話のあらすじ・ネタバレ

第1話 冒険者 ベル・クラネル
迷宮都市オラリオ。その都市の象徴ともいうべき「ダンジョン」にこだまする魔獣の咆哮――新米冒険者・ベル・クラネルは、まさに絶体絶命の危機を迎えていた。

第2話 怪物祭(モンスターフィリア)
憧れの「剣姫」アイズ・ヴァレンシュタインのように――純粋なる思いがベルに与えた能力「憧憬一途(リアリス・フレーゼ)」。それは少年に著しい成長をもたらすものだった。

第3話 神様の刃(ヘスティア・ナイフ)
モンスター・フィリアの喧騒の中、脱走したシルバーバッグからの急襲を受けたベルとヘスティア。唯一の家族を護るため、ベルは、たったひとりで格上の魔物と対峙する。

第4話 弱者(サポーター)
急速な成長に伴い、ダンジョンの7階層にまで到達していたベル。装備品も新調し、次なる冒険への準備をしているところにシアンスロープの少女、リリルカ・アーデに声をかけられる。

第5話 魔導書(グリモア)
リリの助力を得て、ベルの冒険は、これまでにないほど順風満帆な様相を呈していた。戦闘に専念することで収入も増え、ファミリアの女神ヘスティアにも、ささやかながら恩返しができるほどに。

第6話 理由(リリルカ・アーデ)
ひょんなことから手元に舞い込んだ魔導書(グリモア)から、遂に魔法の力を手にするに至ったベル。着々と力をつけていくさなか、明らかになっていくソーマ・ファミリアの実態。

第7話 剣姫(アイズ・ヴァレンシュタイン)
ダンジョンでの出来事を経て、晴れてリリルカ・アーデとのパーティを結成したベル。神ヘスティアの承認も受け、山積された難題は全て取りさらわれたかに見えた…。

第8話 英雄願望(アルゴノゥト)
「あなたは冒険者だ―」冒険者が、その高みを目指すとき、更なる次元に足を踏み入れようとするとき……必要となるものは文字通り「冒険」。かつて冒険者であった先駆者は、そう口にした。

第9話 鍛冶師(ヴェルフ・クロッゾ)
史上最速でのランクアップを遂げた世界最速兎(レコードホルダー)―ミノタウロスとの激闘を制し、ベルの名は「リトル・ルーキー」のふたつ名と共にオラリオ中に轟くこととなった。

第10話 怪物進呈(パス・パレード)
ダンジョン中層―浅層とは比較にならぬほどの難所、13層へと足を踏み入れたベルたち。そこは冒険者を困惑、混乱させ、死に至らしめることに長けた、死地と呼ぶに相応しい場所だった。

第11話 迷宮の楽園(アンダーリゾート)
ダンジョンで消息を絶ったベルたちを捜索するため、有志の冒険者を伴いダンジョンへと潜ったヘスティア。だが、彼女たちが中層に至ったとき、既にベルの姿はなく…。

第12話 悪意(ショー)
モンスターが産まれない18階層『迷宮の楽園(アンダー・リゾート)』。安全地帯(セーフティ・ポイント)へ着いたベルたちは、アイズを始めとするロキ・ファミリアの面々に迎え入れられることに。

第13話 眷族の物語(ファミリア・ミィス)
ヘスティアの力により、冒険者たちとのトラブルは収束したものの、安全地帯(セーフティ・ポイント)であるはずの階層に突如姿を現した階層王(モンスター・レックス)・ゴライアス。

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アニメ「ダンまち」2期全話のあらすじ・ネタバレ

#1 神の宴(パーティー)
ヘスティア・ファミリア所属のベル・クラネルは、18階層にて黒い階層主・ゴライアスを撃破し、無事に生還。ささやかな酒宴が開かれ、その席でベルは、アポロン・ファミリアの団長・ヒュアキントスと乱闘になる。

#2 太陽神(アポロン)
ヘスティアは、神の宴で主催者・アポロンから、ベルを賭けた派閥間の決闘を持ちかけられるが、これを拒否。しかし翌朝、ベルとヘスティアの本拠地ホームにアポロン・ファミリアが襲撃してくる。

#3 集結(コンバージョン)
タケミカヅチやミアハの協力を得てアポロン・ファミリアの襲撃を切り抜けたヘスティアは、逆にアポロンに宣戦布告を叩きつけた。一方、リリは団長・ザニスにより、半ば強引にソーマ・ファミリアに連れ戻され…。

#4 戦争遊戯(ウォーゲーム)
神酒ソーマの魅惑に打ち勝ったリリ、友を助けると名乗りを上げたヴェルフと命が新たにヘスティア・ファミリアに加わり、まだ頼りないながらも事態は徐々に光明が差していった。そして、戦争遊戯の当日を迎える。

#5 竈火の館(ホーム)
ヘスティア・ファミリアは、戦争遊戯に見事勝利し、ベルを守り切った。リリも改宗コンバージョンを済ませ、派閥は総勢5名となった。さらに、ベルは史上最速でLv.3に到達という快挙を成し遂げたのだった。

#6 淫都(イシュタル・ファミリア)
夜な夜な出歩く命を心配したベル、リリ、ヴェルフが後をつけてみると、命はタケミカヅチ・ファミリアの友人である千草と合流して大歓楽街に向かった。命と千草は、昔馴染みの友人が歓楽街で働いていると聞いたのだ。

#7 狐人(ルナール)
娼館で出会った狐人の娼婦・春姫に助けられ、ベルはアマゾネスの娼婦たちから命からがら逃げ出した。救いを諦めている春姫だが、彼女が所属するイシュタル・ファミリアが第一級冒険者まで擁する大派閥で…。

#8 殺生石(ウタカタノユメ)
ベルたちは春姫を身請けするため、ダンジョンに潜り、モンスターを狩り続けていた。しかし、ダンジョン内の食料庫で突如襲撃してきたイシュタル・ファミリアにより、ベルと命は捕らわれてしまう。

#9 戦闘娼婦(バーベラ)
「殺生石」は、術者の生命と引き換えに、狐人が持つ妖術を無制限に使用可能とするアイテムだ。ベルは、階位昇華という破格の妖術を持つ春姫の過酷な運命を知り、呆然となる。そんななか、ベルの右手が白く輝き…。

#10 英雄切望(アルゴノゥト)
ベルは、捨て身で命が開いた血路に飛び込み、殺生石を破砕。そんな状況にあってなお、春姫は助けを求めようとはせず、ベルは思いの丈を叩きつける。詠唱された階位昇華の妖術が加護を与えた先はベル・クラネルで…。

#11 進軍(ラキア)
女神イシュタルが天界へ強制送還され、歓楽街の一角は壊滅。解放された春姫はヘスティア・ファミリアへ改宗することに。国家系派閥・アレス・ファミリアがオラリオを襲撃するものの、迷宮都市は全く揺るがなかった。

#12 女神と眷族(アイノウタ)
ヘスティアは、オラリオを襲撃するアレスに捕らえられてしまう。アイズやアスフィの協力を得て、ベルはヘスティアのもとにたどり着く。しかし、不遇にもベル、ヘスティア、アイズは谷底の濁流に飲まれてしまう。

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アニメ「ダンまち」3期全話のあらすじ・ネタバレ

第一話 『竜の少女 ―ウィーネ―』
迷宮都市において存在感を増し続けているヘスティア・ファミリア。ダンジョンの進攻階層も順調に伸ばし、彼らは19階層・大樹の迷宮へと至っていた。そんななか、ベルはモンスターに襲われていた少女を救出するが...。

第二話 『片翼 ―モンスター―』
ダンジョンで怪物に襲われていた“言葉を話す”竜女の少女・ウィーネ。ベルたちは彼女を地上に連れ帰り、本拠地でかくまうことに。ベルたちはアイシャ、リューに助っ人を依頼し、再び19階層・大樹の迷宮へ赴く。

第三話 『異端児 ―ゼノス―』
街中で姿をさらし、騒動を巻き起こしてしまったウィーネを何とか救出したベルたち。地上でモンスターをかくまうという難しさに直面するなか、ギルドからヘスティア・ファミリアに強制任務が課される。

第四話 『遠い夢 ―アコガレ―』
言葉を解するモンスター・ゼノスから手厚い歓待を受けるベルたち。宴のさなか、ベルたちはゼノスのリーダー格であるリザードマンのリドから、彼らとギルドとのつながり、今回の事態の経緯、そして彼らの目的を聞く。

第五話 『惨劇の王者 ―イケロス・ファミリア―』
異端児(ゼノス)・リドたちのもとにウィーネを預けることとなり、ウィーネと離れ離れになったベルたち。その一方で、異端児たちは隠れ里を変えるため、いくつかの集団にわかれ移動を開始していた。

第六話 『人造迷宮 ―クノッソス―』
ラーニェたちの復讐のために暴走し、18階層・リヴィラの街を壊滅に追い込んだ異端児(ゼノス)たち。ガネーシャ・ファミリアを中心に組まれた討伐隊に紛れ込んだベルは、18階層の森でリドと出会う。

第七話 『獣の夢 ―ディックス・ペルディクス―』
暴走した異端児(ゼノス)たちを追い、人造迷宮(クノッソス)に乗り込んだフェルズとベル。そこで彼らが見たものは、異端児(ゼノス)の同士討ちを誘発するディックスの呪詛(カース)だった。

第八話 『愚者 ―ベル・クラネル―』
ディックスに惑わされ、地上に出てしまったウィーネと彼女を追ってきたベル。彼らの前には、ウィーネをオラリオの脅威と判断したアイズらロキ・ファミリアの姿が...。ベルはウィーネをかばい彼らの前に立ちはだかる。

第九話 『零落 ―スティグマ―』
最強の異端児(ゼノス)・アステリオスの参戦、そしてフェルズの蘇生魔法によりウィーネは死を免れ、異端児たちも九死に一生を得る。しかし、ベルはオラリオ中からの非難の目と、心ない罵倒の的となってしまう。

第十話 『強行突破 ―インビジブル―』
異端児(ゼノス)たちを助け、人造迷宮(クノッソス)、そしてダンジョンへと返すことを決断したベルとヘスティア・ファミリア。一方、それを阻止すべく、ロキ・ファミリアを始めとする冒険者の面々も動きだす。

第十一話 『決戦 ―ウルトラソウル―』
ロキ・ファミリアの包囲網をかい潜り、異端児(ゼノス)たちをダンジョンへ返すという作戦が続くなか、ガレスの参戦によりウィーネがフェルズたちの一団からはぐれ、ティオナに追われる事態に陥ってしまう。

第十二話 『英雄回帰 ―アルゴノゥト―』
異端児(ゼノス)たちをわなに陥れ、「死んでくれ」と要求したヘルメス。グロスを中心とした一部のゼノスたちは、ヘルメスの意図するままに地上で暴れ始める。モンスターの暴走に、オラリオは大混乱に陥り...。

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「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」について

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」は、大森藤ノによる日本のライトノベル、およびその派生作品群。本編のイラストはヤスダスズヒトが担当、派生作品のイラストははいむらきよたかとニリツが担当する。2013年1月からGA文庫(SBクリエイティブ)より既刊31冊(本編17冊、派生作品14冊、2021年4月現在)が刊行されている。また、本作品を原作とする漫画、テレビアニメ、劇場版アニメ、ゲームなどの作品がメディアミックスされている。略称は『ダンまち』。

円形都市オラリオとその地下に広がるダンジョンを主な舞台とした神の眷族が織り成すファンタジー作品。本編は駆け出しの冒険者である主人公ベル・クラネルがオラリオで出会ったヒロインたちを救い、仲間との絆を育みながら英雄へと成長する物語である。外伝『ソード・オラトリア』は本作品のヒロインであるアイズ・ヴァレンシュタインがあまりにも強過ぎて、本編で全ての出番を奪いかねないことから、その実力を遺憾なく発揮できる場として企画された派生作品であり、『ファミリアクロニクル』シリーズは本編と外伝で掘り起こしきれない多くのキャラクターたちの過去を描くための作品である。

本作品は大森のデビュー作であり、小説投稿サイト「Arcadia」に『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のタイトルで投稿されていた。これを『ファミリア・ミィス』へ改題し、第4回GA文庫大賞へ投稿して大賞を受賞し、タイトルを戻して2013年に書籍化された。さらに、アイズ・ヴァレンシュタインを主人公にした外伝『ソード・オラトリア』が2014年から連載され、『ファミリアクロニクル』シリーズがリュー・リオンを主人公として2017年に刊行され、2019年においてシリーズの累計で1200万部が発行されている。第3回『ラノベ好き書店員大賞』を2014年に受賞し、2016年に『第2回SUGOI JAPAN Award』でラノベ部門1位を獲得。2020年版『このライトノベルがすごい!』では2010年代総合ランキングで第4位に入っている。

メディアミックスとして、2013年に本編、2014年に外伝『ソード・オラトリア』が漫画化される。2015年に本編のテレビアニメが放送され、ヘスティアのキャラクターが話題となり、同年には『クロス・イストリア』のタイトルでゲーム化される。2017年には外伝『ソード・オラトリア』のテレビアニメが放送され、『ファミリアクロニクル episodeリュー』の漫画が文庫本と同時連載され、『メモリア・フレーゼ』のタイトルなどがゲーム化される。2019年には劇場アニメ『オリオンの矢』が公開されると共に本編のテレビアニメ第2期が放送され、『インフィニト・コンバーテ』のタイトルがゲーム化される。2020年には本編のテレビアニメの第3期が放送され、2022年7月から第4期が放送される。

作風とテーマ
作品世界では、千年前よりも昔の時代、ダンジョンから無限に産み出されるモンスターが、問答無用に人間に襲いかかる敵として存在しており、モンスターと戦った英雄たちの活躍が様々なお伽噺(英雄譚)として作品が描かれる時代に伝わっている。約千年前に天界より神々が降臨し、神の眷族となった人間たちはファミリアを組織して下界に蔓延るモンスターに対抗するようになり、ダンジョンの上に建設されたバベルという巨塔によりモンスターがダンジョンに閉じ込められたため、地上には一定の秩序がもたらされる。本編が開始される15年前にオラリオで最強を誇ったファミリアが黒竜に敗れて全滅し、過激派ファミリアが跋扈する暗黒期がオラリオに訪れるが、5年前にギルドなどにより過激派は鎮圧される。新たなファミリアも台頭し、オラリオに再び安寧がもたらされた時代に本物語が始まる。

本作品に登場する神々は、ギリシャ神話や北欧神話、インド神話、日本神話などに登場する神の名を冠し、ヘスティアが竈の神である設定などは現実世界の神話を踏襲している。本作品の神々は天界での退屈に耐えられず下界に降臨し、超越的な能力が封じられる代わりに、神の恩恵を授けた人間が織り成す未知の物語を楽しんでいるが、自身の娯楽を最優先に行動する者も多く、人間たちを騒動に巻き込んだりもしている。人間たちは、ヒューマン、エルフ、ドワーフ、アマゾネス、小人族、獣人などの種族が登場し、神々から恩恵を授けられた者にはロールプレイングゲームのようなレベルや能力などを数値で示した神聖文字が体に刻まれる。これにより、モンスターと戦うことができるように心身が強化され、魔法などの超常的な力も使えるようになる。冒険者と呼ばれる神の眷族は、未知への探求心から、またモンスターとの戦闘により得られる富や栄誉を求め、ダンジョンに挑戦しており、高い能力の者は残された黒竜の討伐を望む作品世界の人々から新たな英雄として期待されている。

主人公のベル・クラネルは、英雄譚のような異性との運命の出会いに憧れてオラリオにやって来て、ヘスティアのファミリアに入団した駆け出しの冒険者であり、物語では様々な出会いと冒険を通じたベルの成長、そして出会いの結実やファミリアの絆が描かれる。素朴で純粋な動機でダンジョンに挑むベルの行動が次々とヒロインを救うことに繋がり、無意識的にヒロインたちから想いを寄せられてゆくストーリ展開や、憧れを目指して努力や友情によりベルが強くなってゆく昔ながらの少年漫画のような「熱血」な展開が本作品の特徴となっている。

作者の大森藤ノは、本編をベルと周囲の者の成長譚と位置付けており、作品の世界観は外伝の方が迫っていると評している。作者はベルの成長を魅力的に描写するために、作品に登場する神の設定やベルの能力に関する仕掛けを考え、ベルを物語の最初から最強主人公としなかった。また、本作品の世界観はファンタジーだが、作中の設定はゲームが意識されており、作者はゲームからインスパイアされた多くの設定をファンタジーの世界に溶け込ませるように苦心して作品を作り上げている。この理由は、作者が沢山の人に作品を読んでもらえるようにと意図し、制作当時に流行していたキャラクターの能力を数値化する設定を取り入れようと考え、ゲームにおける経験値などのシステムを参考にしたためである。ただし、作者によれば、ゲームからインスパイアされた設定は、ネット上に公開されている多くのゲーム関連の二次創作物から間接的に受け取ったものであり、参考とした特定のゲームはないと述べている。

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「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)」の主な登場キャラクター

ベル・クラネル
声:松岡禎丞
本作品の主人公。ヘスティア・ファミリア団長。紅眼白髪を持つ14歳のヒューマンの少年であり、その容姿から作中では兎に喩えられる。物語開始時のステイタスはLv.1の駆け出しだったが、急激な速度でランクアップしており、本編17巻時点ではLv.4となっている。
育ての祖父の死後、異性との出会いを求めて冒険者となるべく田舎からオラリオを訪れ、女神ヘスティアと出会って彼女の最初の眷族となる。性格は基本的に善良かつ奥手だが、祖父の影響で異性に抱く憧れが強く、年上の女性を意識する。祖父から英雄譚(原典)を聞いて育ったために人一倍英雄譚に詳しく、年甲斐もなく英雄になりたいという想いを秘める。物語初期からアイズに憧れを抱いて強くなりたいと願い、片角のミノタウロスとの死闘を経て未知に挑む冒険者となり、ベルを見初めた神々が関与した様々な騒動を乗り越えて力を付ける。異端児の事件を通じて偽善者となる覚悟と新たな好敵手を得てからは精神的にも成長し、周囲からの信頼を掴み取って英雄に喩えられるようになる。
アイズから指導されたために戦い方が似ており、主にナイフなどの刃渡りの短い刀剣や軽装の鎧を装備し、自身の速度を生かした戦い方を行う。持ち主と共に成長するという特異な特性を持つ神(ヘスティア)のナイフと、作品世界では異例な無詠唱魔法ファイアボルトを使用する。アイズへの憧憬から発現したレアスキル憧憬一途(リアリス・フレーゼ)により、アビリティの急激な成長と限界突破を成し遂げており、その副次効果で魅了(チャーム)が効かない設定がなされている。また、蓄力(チャージ)により攻撃や魔法などの能動的な行動の威力を増幅し、英雄の一撃を放つスキル英雄願望(アルゴノゥト)を得ており、このスキルの特徴を応用した聖火の英断(アルゴ・ウェスタ)という技を独自に編み出す。
本作品の人気の大きな理由の一つとして、読者が物語当初から純真な意志を失わずに憧れを目指して鍛錬を続け、真っ直ぐに成長するベルの姿に共感し、読者の気持ちを引き付けていると分析されている。また、宝島社の『このライトベルがすごい!』による男性キャラクター部門のランキングでは2015年に8位、2016年に7位、2019年に10位、2020年に8位に選ばれている。
最初の二つ名は未完の少年(リトル・ルーキー)。Lv.4にランクアップした際に白兎の脚(ラビット・フット)という新たな二つ名となる。

アイズ・ヴァレンシュタイン
声:大西沙織
外伝『ソード・オラトリア』の主人公。本作のメインヒロインであり、作者から本編では最後に救いたいヒロインと位置付けられている。ロキ・ファミリアの中核を担う金髪金眼の冒険者で16歳のヒューマン。ミノタウロスに襲われていた駆け出しのころのベルを間一髪で救い、ベルと出会う。主人公ベルの目標であり憧れの人という立場。ベルに戦い方を初めて教えてからは関係を少しずつ深めており、ベルにとっては戦闘の師匠でもある。物語当初のステイタスはLv.5だったが、単身で階層主ウダイオスを打倒してLv.6へランクアップする。
物静かで感情をあまり表に出さないが、精神的には幼く、対人関係が苦手である。その美貌も相まって神秘的な印象を持たれがちであるが、天然な行動が多く、酒乱という設定もある。オラリオの有名人の一人であり、ファミリアの内外で尊敬と人気を集めているが、何よりも強くなることが最優先であり、暇さえあればダンジョンへ潜っている。ロキ・ファミリアへ入団した年齢は7歳であり、幼少期から「怪物は必ず殺す」と自らに誓いを立てるなどモンスターに対して並々ならぬ憎悪があり、自身や武器を顧みずに、人形のように無表情でモンスターを狩る姿から人形姫、モンスターに対する容赦ない戦いぶりから戦姫とも呼ばれるようになる。また、モンスターを殺すこと、強くなること以外に全く興味がなかったため、特に教育係であるリヴェリアを困らせていた。
戦闘では強力な剣士であり、パーティでは主に前衛を務め、自身に風を纏わせる付与魔法エアリエルにより攻撃力と防御力を高める戦闘スタイルをとる。必殺技は武器に風を纏いながら突撃する刺突技リル・ラファーガ。神の恩恵を刻まれた当初からモンスターに対する攻撃力の高域強化と竜種に対する攻撃力を超域強化するスキル復讐姫(アヴェンジャー)を発現しており、憎悪の丈によってその効果が向上する。
作者から本編ではアイズの設定を回収できず、感情移入がしにくいキャラクターになっていると評されている。一方、アイズを主人公とする外伝では、自分の前には英雄は現れないという絶望と、自身が強くなる必要があるという必死の心情が過去の回想と絡めて幾度も描写されている。作中では、母の名がアリア、彼女の中に精霊の血が流れていること、黒竜に対する憎悪、迷宮神聖譚の大英雄アルバートとの関連が示唆されている。ただし、彼女の秘密はロキとファミリア首脳陣の限られた人しか把握していない。
二つ名は剣姫(けんき)。

ヘスティア
声:水瀬いのり
本作品のヒロインの一人。ヘスティア・ファミリアの主神。キャラクターの設定はギリシア神話に登場する女神ヘスティアに由来し、作中においても三大処女神の一人であり、炉の女神として竈の炎を司るとされる。また、ボクっ子という設定もあり、黒髪ツインテールで身長140Cの幼い外見だが巨乳のため、他の神からは「ロリ巨乳」や「ロリ神」と呼ばれ、道行く人やバイト先の客からはマスコットキャラのように可愛がられる。
下界に来た当初は友人であるヘファイストスの下に身を寄せていたが、怠惰な生活を改めなかったために追い出され、自身のファミリアへの入団者を見つけられずにいた時に、同じく路頭に迷っていたベルと出会い、彼を眷族にしてファミリアを構える。その後は態度を改め、ファミリアの運営と生活のために幾つものバイトを掛け持ちして、ファミリアの運営に取り組む。同じく零細のファミリアを運営するミアハやタケミカヅチと親交がある一方、フレイヤには苦手意識を持っており、ロキとは取っ組み合いの喧嘩をするほど仲が悪い。下界に降り立った神々の中でも根っからの善神であり、天界では誰に対しても差別せず平等に接する人物としても知られ、神格の高さもあり神々からは一目置かれている。
神と人の違いを乗り越えてベルと相思相愛になることを夢見ており、彼が想いを寄せるアイズや彼に想いを寄せる女性を警戒する。本編1巻ではベルのために丸一日かけてヘファイストスに土下座までして頼み込み、2億ヴァリスの借金と彼女の店でのタダ働きを代償に、神(ヘスティア)のナイフを作製してもらう。本編8巻では祖父を失い一人になった寂しさの経験から、永遠を生きる自分に喪失の痛みを与えることを恐れていたベルに、神々との愛を怖がらないで欲しいと告げる。
2015年に本編がアニメ化された際に、外見のトレードマークである「例の紐」が注目され、これによりキャラクターの人気に火がつき、作者が想像できない形で本作品が周知されるようになる。

リリルカ・アーデ
声:内田真礼
本作品のヒロインの一人。栗色の髪を持ち、およそ身長100Cの小人族で15歳の少女。元ソーマ・ファミリアの眷族。愛称はリリ。当初はベルを騙す目的で近づいたが、自分を許してくれたベルに好意を抱き、ベルを支えてゆくと決意する。ベルにとって最初のパーティメンバーであり、本編6巻の戦争遊戯に参加するために正式にヘスティアの眷族となり、派閥連合による遠征を経てLv.2へランクアップする。
誰に対しても敬称をつけて敬語で話すが、身内には皮肉や毒を吐くことがある。世間に疎い純朴な団員の中ではオラリオの様々な世故に通じており、金にはがめつく、ファミリアの会計係も務める。本編8巻ではフィンから求婚されるが、ベルを支えたいという気持ちから求婚を断っている。両親ともソーマの眷族で少なくとも3歳の時点で既にソーマの眷族となって物乞いをしていたが、6歳の時点でソーマの神酒の魔力に取り憑かれ、神酒欲しさに金儲けに目の色を変えるようになった。戦闘力の弱さから、やむなくサポーターになったが、冒険者たちに虐げられ搾取され続けたため、神酒の魔力が低下したころから冒険者を憎むようになり、ファミリアから脱退するための資金を得るために、冒険者を騙して盗賊まがいの真似までしていた。
戦闘ではサポーターを務め、直接的な戦闘は苦手だが、ボウガンやアイテムを駆使したモンスターへの立ち回りには精通している。また、モンスターも含め、自分に似た体格の対象に姿を変え、自身の能力の範囲内で相手の身体能力もコピーできる変身魔法を使用する。物語初期からパーティの参謀的な役割も果しており、物語が進むにつれ指揮官の役割を身に付けつつある。
作者によれば、リリのヘスティア・ファミリアへの加入の描写は本編2巻でベルがリリに放った台詞と対応付けられているとされる。また、作者はリリを本作における才能のないキャラクター代表として位置付けてランクアップさせないつもりであったが、編集長からの助言から、これまでの修羅場を考えると成長しないのはおかしいと考え直してランクアップさせている。

ヴェルフ・クロッゾ
声:細谷佳正
赤髪で意志の強そうな眼差しのヒューマンの青年で17歳の鍛冶師。元ヘファイストス・ファミリアの眷族。自分が作製した防具を探していたベルと出会い、ベルと専属契約を結んでダンジョンに臨み、Lv.2へランクアップして念願の鍛冶アビリティを入手する。その後もリリと共にベルとパーティーを組むが、本編6巻において戦争遊戯に参加するために正式にヘスティアの眷族となる。
気前のいい職人気質な性格で、ベルの兄貴分のような存在である。ヘファイストスに尊敬や恩義以上の感情を抱き、彼女に認められる武具を作ることができた時には自分と付き合って欲しいと宣言する。ラキア王国の出身であり、10歳頃にスキルが発現し、没落した鍛冶貴族であるクロッゾ一族の中で唯一クロッゾの魔剣を作製できるようになったが、そのことで家族から魔剣の鍛錬を強要されたために嫌気がさして、ラキア王国から出奔した。
戦闘では、主に太刀を装備して前衛を担い、敵の魔力暴発を誘発させて自爆させる超短文詠唱の対魔力魔法を使用する。武器は使用者と最後まで寄り添うべきという信念から使用者を残して自壊する魔剣を憎み、当初は意地でも魔剣を鍛錬しなかった。ヘファイストスの助言により意地を捨て、本編5巻からベルを助けるために魔剣を鍛錬するようになり、本編14巻では従来にない新たな魔剣の作製に成功し、魔剣に対して少しだけ前向きな考えを持つようになる。
担当編集はヴェルフとリリのヘスティア・ファミリアへの加入を急ぐように望んだが、作者の強い意向により仲間が集結するカタルシスを表現するために、加入のタイミングが本編6巻となった。また、作者によれば、本編14巻のダンジョン内での鍛錬の場面は、ヴェルフの内面や成長の全てをさらけ出すように描かれている。
二つ名は不冷(イグニス)。

ヤマト・命(ヤマト・みこと)
声:赤﨑千夏
青紫の瞳で1つに結った艶のある長い黒髪を持つヒューマンで16歳の少女。元タケミカヅチ・ファミリアの眷族。ダンジョン中層で負傷した千草を救うために、ベルたちのパーティに怪物進呈した事件でベルと出会う。ベルたちへの恩を返すため、本編6巻でタケミカヅチに願い出て、1年間の期限でヘスティア・ファミリアに改宗する。ステイタスは本編4巻でLv.2へランクアップしている。
非常に生真面目で礼儀を重んじており、義理堅い性格で嘘をつくのが下手。大の風呂好きで料理が得意。タケミカヅチを父として敬愛すると同時に異性としても慕っており、多くの異性と分け隔てなく接する彼を見かけてはヤキモチを妬いている。極東の出身で孤児。タケミカヅチ・ファミリアの面々とは幼なじみであり、高貴な身分である春姫とも幼少期に出会う。「お姫様」である彼女を敬愛し、春姫の恩に報いるために神の恩恵を授かり守ることを心に決めていた。
戦闘では、あらゆる配置をこなすオールラウンダーでモンスターや味方の位置を探る優秀な探索・探知スキルを保有し、巨大なドーム状の重力結界を展開して中にいるものを押し潰す重圧魔法を使用する。
ヘスティア・ファミリアへの加入は、リリとヴェルフだけでは地味と考えた作者が、本編6巻の執筆直前に決めたとされる。アニメ第1期放送後に発売されたOVAでは、脚本家の白根秀樹が設定を膨らまし、命の温泉好きという設定がユーモラスに描かれている。
二つ名は絶†影。

サンジョウノ・春姫(サンジョウノ・はるひめ)
声:千菅春香
本作品のヒロインの一人。翠の瞳で金色の長髪と太い尾を持つ狐人で16歳の少女。元イシュタル・ファミリアの眷族。本編7巻でベルと出会い、殺生石の儀式による自身の消滅を承知しつつも、諦めてイシュタルたちに従っていたが、自分を救出するために奮闘するベルに物語の英雄を重ねて好意を抱き、ヘスティア・ファミリアへ改宗する。派閥連合による遠征を経てLv.2へランクアップする資格を得るものの、本編17巻時点では保留している。
礼儀正しく気品があり温和で純朴、誰に対しても丁寧にしゃべる。極東の貴族出身であり、タケミカヅチ・ファミリアの面々とは旧知の仲。幼少期は何事につけ他人に従順であり、外の世界を本でしか知ることができなかったため、お伽噺や童話を耽読しており、各物語に対する造詣が深い。11歳頃に父に勘当され、紆余曲折を経て魔法(妖術)に目を付けたイシュタルに娼婦として囲われるが、歓楽街でも自主的には何もできず、男の裸をみると必ず気絶するほどに初心であり、本人も知らないが実際には生娘である。ヘスティア・ファミリア加入後は、独り立ちの意志を示し、ファミリア内の世話係を自主的に務める。異端児の事件ではウィーネと母子または姉妹ともいえるような間柄となり、ウィーネを守るためにベートと対峙した際には一歩も引かない強さを示す。
戦闘では、直接の戦闘力は皆無であり、専ら後衛を務め、対象者のレベルを一時的に1つランクアップさせる、規格外の階位昇華の魔法を有し、遠征の前に会得した付与魔法により複数に同時発動することも可能となる。作中では強敵と対峙する際の切り札として使用される。
作者によれば、黒竜を含めて敵が強すぎることから、作中の設定では倒せない可能性があるために、作品の都合として登場させたキャラクターであるが、初めてライトノベルらしいヒロインを書けたという手応えがあったとも述べている。

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