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テレビ朝日で放送されている番組「木下グループスポーツスペシャル 福岡国際マラソン」2023の見逃し配信、無料フル動画を無料視聴する情報や過去放送回のことや再放送、TVer(ティーバー)やGYAO!(ギャオ)、Netflix(ネットフリックス)などで観れるかなどを紹介したいと思います!
だからこそ、「福岡国際マラソン」を楽しむための方法をご紹介したいのですが、「福岡国際マラソン」は現在動画配信されておりません。
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目次
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「福岡国際マラソン」2023
木下グループスポーツスペシャル 福岡国際マラソン2023
師走の福岡を舞台に開かれる「福岡国際マラソン」。パリ五輪日本代表選考レースとして注目を集める。設定記録2時間5分50秒をクリアする日本人は?白熱レースを実況生中継!
パリ2024オリンピック・マラソン日本代表は男子3枠。MGCで小山直城・赤﨑暁が内定し、残る代表切符は1枚。この福岡はその“ファーストラウンド”となる。移動中継車の臨場感ある映像や最新CG、ヘリコプターによる空撮などを駆使してレースの展開を詳報する。
◇出場予定選手
細谷恭平、飛松佑輔、熊橋弘将、加藤平、吉岡智輝、大石巧、熊代拓也、市田宏、アベル・キルイ、マイケル・ギザエ、ヴィンセント・ライモイ、アベベネゲウォ・デゲファ、ベスウェル・イエゴン、楊紹輝 ほか
「福岡国際マラソン」の出演者
【解説】瀬古利彦(日本陸上競技連盟ロードランニングコミッションリーダー)、原晋(青山学院大学駅伝チーム監督)、大迫傑(プロランナー)
【実況】近藤鉄太郎、小林徹夫、和田侑也、居内陽平(共に、KBCアナウンサー)
【インタビュー】岡田理沙(KBCアナウンサー)
◇コース
福岡国際マラソンコース(平和台陸上競技場〜福岡市西南部周回〜香椎折り返し)42.195Km
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「福岡国際マラソン」について
「福岡国際マラソン」は、1947年から開催されているワールドアスレティックス(世界陸連)公認の男子フルマラソン大会である。世界陸連からは、「ゴールドラベル大会」(2021年は「エリートラベル」)にも認定された。
大会の正式名称と開催地が数回変更されているが、第13回(1959年)以降は福岡県福岡市内で開催(開催地の変遷については後述)。第9回(1955年)から第19回(1965年)までの大会は『朝日国際マラソン』、第20回(1966年)から第27回(1973年)までの大会は『国際マラソン選手権大会』、第28回(1974年)以降の大会は『福岡国際マラソン選手権大会』として開催されていた。また、第21回(1967年)以降の大会では、開催日は12月の第1日曜日に固定されていた。
1960・1970年代のレースでは、男子フルマラソンの世界最高記録が2回誕生している。当時は、世界屈指の高速コースに世界トップクラスのランナーが集うハイレベルのエリートマラソン大会として、「非公式の世界選手権大会」とも呼ばれていた。2020年10月には世界陸連から「陸上世界遺産(Heritage Plaque)」に認定されている。
2021年12月5日に開催の第75回大会で終了。終了の時点では、平和台陸上競技場(福岡市中央区)にスタート・ゴール地点、福岡市東区香椎に折り返し地点、福岡市西南部を周回するルートで42.195 kmのコースを設定していた。これに対して、終了時点での主催団体だった日本陸上競技連盟・福岡県・一般財団法人福岡陸上競技協会は、上記のコースを活用しながら運営体制を一新した後継大会(正式名称は前身大会の略称でもあった『福岡国際マラソン』)を2022年から12月の第1日曜日に開催している。このような事情から、本ページでは便宜上、2021年までの大会を「第1期」、2022年以降の大会を「第2期」として区別する。
なお、開催地の福岡市内にある博多駅前の博多口広場には、歴代優勝者の足型とサイン入りのプレートが埋め込まれている。
第1期(1947 - 2021年)
日本で「マラソンの父」と言われた金栗四三の功績を称える目的で、『金栗賞朝日マラソン』として、1947年に金栗の出身地である熊本県で第1回大会を開催。以下に記す大会の通算回数も、この年の『第1回金栗賞朝日マラソン』から起算している。
1954年の『第8回朝日国際マラソン』は、外国籍のランナーを招待したことによって、日本国内では初めての国際マラソン大会として神奈川県内(鎌倉市と横浜市戸塚区にまたがるコース)で開催された。
大会の通算回数については、1955年から1989年まで、『第1回国際マラソン選手権大会』を基準に置いていた。1990年以降の大会では、大会の長い歴史と伝統を前面に押し出すべく、『第1回金栗賞朝日マラソン』からの通算回数に変更している。このような事情から、1989年の大会は「第24回福岡国際マラソン選手権大会」、翌1990年の大会は「第44回福岡国際マラソン選手権大会」として開催された。
男子マラソンの日本選手権対象レースの1つで、東京マラソン(1981年から2006年までは東京国際マラソン)とびわ湖毎日マラソン(2021年まで2月上旬の日曜日に開催)との持ち回り方式で、3年おきに「日本選手権」として開催。日本人の男子マラソンランナーからは、上記2大会や北海道マラソン・別府大分毎日マラソンと共に、大規模な国際大会(オリンピック、世界選手権、アジア競技大会など)の代表決定戦として重視されてきた。
もっとも、世界のマラソン大会の潮流は、本大会のような「エリートマラソン」(参加への条件として主催団体が「標準記録」を設定しているエリートランナー主体の大会)からボストンマラソン・ロンドンマラソン・ニューヨークシティマラソンのような「大都市型マラソン」(大都市の都心部に設けられたコースをエリートランナーと市民ランナーが一緒に走る大会)へ徐々に移行。日本でも、2007年からびわ湖毎日マラソン直後(2月中旬 - 3月上旬)の日曜日に開催されている東京マラソン(優勝者・上位入賞者に対する高額の賞金や本大会に比べて起伏の少ない高速コースを設定している「大都市型マラソン」)に、広告効果を重視するスポンサーや記録を重視するエリートランナーが集まる傾向が年々強まっている。
さらに、1987年以降からは本大会の約1か月後(翌年の1月1日)にニューイヤー駅伝としてリニューアルした全日本実業団対抗駅伝競走大会が組まれていることから、日本の実業団チームに所属するトップレベルのエリートランナーが本大会より(テレビで全国中継され、かつレースの総距離が長いことから所属先の企業にとって高い広告効果を見込める)ニューイヤー駅伝への参加を往々にして優先。このような事情で実力や知名度の高い選手が本大会へ集まりにくくなった結果、本大会は運営面で財政難に陥った。主催団体の日本陸上競技連盟(日本陸連)・朝日新聞社・九州朝日放送・テレビ朝日も本大会を「大都市型マラソン」に転換することを一時模索したが、「数万人のランナーを受け入れられる規模のマラソン大会を福岡市内で開催することは難しい」との結論に至ったことから、本大会を終了することを2021年3月26日に発表。同年12月5日開催の第75回大会で幕を閉じた。
なお、びわ湖毎日マラソンも本大会に先んじて、2021年2月28日開催の第76回大会で終了。2022年以降は大阪マラソン(2011年から原則として年に1回開催されている「大都市型マラソン」)に設けられている「男子フルマラソンの部」と統合されたため、本大会の終了に伴って、日本国内における男子の「エリートマラソン」は、東京マラソンと大阪マラソンの「男子フルマラソンの部」(2022年のみ「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会」という名称で開催)に事実上集約された。本大会も福岡マラソン(2014年から原則として年に1回11月に開催されている「大都市型マラソン」)に統合することも検討されたが、コースのほとんどが海に面している、風などの気象条件が整いづらく、折り返しではなく福岡市から糸島市のワンウェーであることなどの理由から統合は見送られた(尚、KBCは本大会と福岡マラソン両方の運営及び中継制作を担当している為、統合されたとしても中継への影響や支障は殆どない。)。
第2期(2022年以降)
日本陸連・福岡県・福岡県陸上競技協会(福岡陸協)では、前述した「第1期」で培われた大会の価値と歴史を残す方策を模索。福岡県を中心に協賛企業を積極的に募ったところ、新たな運営体制を構築できる目途が立ったことから、「エリートレベル」の男子選手が100名程度参加できる後継大会を2022年から12月の第1日曜日に福岡市内で開催することを同年3月14日に発表した。問題視されていた開催時期については地元から12月開催の継続を望む声が出ていたため変更されることはなかった。
新たな運営体制の下で最初に開催された2022年の大会(正式名称は「福岡国際マラソン2022」)では、前述した第75回大会のコースを継承するとともに、九州朝日放送が「放送主管団体」としてテレビ中継の制作を引き続き担当。木下グループが特別協賛団体として大会の運営に関与するほか、テレビ中継については、テレビ朝日系列の全24局を通じて放送される。ただし、「第1期」で実施されていたNRN向けのラジオ中継については、地元局の九州朝日放送やNRN幹事局(ニッポン放送・文化放送)が制作を見合わせている。
また、福岡県が担う大会関連の公共事業を、日本政府が地方創生応援税制(企業版ふるさと納税制度)の対象事業へ認定。同県では、この制度の規定に沿って、1回あたり10万円以上の寄付金を県外の民間企業から募っている。
2022年5月には、前年(2021年)までの福岡国際マラソン選手権大会に続いて、ワールドアスレチックスが「福岡国際マラソン2022」を「エリートラベル」の大会に認定。2022年7月には、日本陸連からジャパンマラソンチャンピオンシップへの出場権獲得対象大会(JMCシリーズ第2期)の最上位カテゴリー(グレード1)へ指定されるとともに、翌2023年7月にブダペスト(ハンガリー)で開かれる世界陸上および、同年9月に杭州(中華人民共和国)で開かれるアジア競技大会男子マラソンの日本代表選手選考競技会を兼ねることが決まった。
その一方で、2022年10月には、金栗の出身地である熊本県玉名市が「金栗四三賞」を大会事務局に贈呈した。大会事務局では、この贈呈を受けて、日本人トップの記録で完走した選手を対象に「金栗四三賞」を授与することを決定。受賞者には、「金栗が足袋を履いてオリンピックのマラソン競技に挑んだ」とのエピソードを踏まえて、青年期の金栗をかたどったトロフィーや足袋形のランニングシューズを贈っている。
「福岡国際マラソン2022」の開催日は12月4日で、日本陸連からJMCシリーズ第2期の「グレード1」へ同時に指定された防府読売マラソン(男子単独レースで前年までは12月の第3日曜日に開催)と重複している。ただし、第2期の大会(「福岡国際マラソン」)ではスタート時間を前身大会と同じ12:10に設定しているのに対して、防府読売マラソンでは2022年からスタート時間を午前中(10:40)に繰り上げている。このような事情から、第1期の大会と防府読売マラソンのテレビ中継を放送していた(テレビ朝日系列とのクロスネット局を含む)日本テレビ系列局では、2022年から後者の中継を優先するようになった。
開催地
最初に開催された年の早い順に記載。福岡市での開催が定着したのは『朝日国際マラソン』時代の第13回大会(1963年)からで、第1回から第12回(1958年)までの大会では開催地が毎年異なっていた。福岡市への定着後も、第17回(1963年)のみ、1964年東京オリンピック・マラソン競技のプレ大会として東京都内で実施されている。
熊本県:熊本市・当尾村(現在の松橋町)
1947年(第1回、折り返し点を当尾村内に設定)
香川県:高松市・栗熊村(現在の丸亀市)
1948年(第2回、折り返し点を栗熊村内に設定)
静岡県:静岡市・清水市(現在の静岡市清水区)
1949年(第3回、折り返し点を清水市内の薩埵峠西口に設定)
広島県広島市
1950年(第4回)
福岡県福岡市
1951年(第5回、折り返し点を当時の前原町に設定)
1955年(第9回、折り返し点を当時の古賀町に設定)
1957年(第11回)
1959年(第13回、この大会から福岡市内のみで開催) - 1962年(第16回)
1964年(第18回) - 2021年(第75回、2022年以降は後継大会を開催)
山口県宇部市
1952年(第6回)
愛知県:名古屋市・小牧市
1953年(第7回)・1956年(第10回、いずれも折り返し点を小牧市内に設定)
神奈川県:鎌倉市・横浜市戸塚区
1954年(第8回、折り返し点を横浜市戸塚区内に設定)
栃木県(宇都宮市・日光市)
1958年(第12回、折り返し点を日光市内に設定)
東京都(国立霞ヶ丘競技場陸上競技場と調布市飛田給の間を甲州街道経由で往復するコース)
1963年(第17回、1964年東京オリンピックのマラソン競技コースを先行使用)
福岡市内での開催が定着した1959年以降の変遷
『朝日国際マラソン』として開催された第11回(1959年)から、『福岡国際マラソン選手権』として開催された第38回(1984年)までの大会では、平和台陸上競技場~雁ノ巣折り返しのコースを使用していた(ルートは途中で数回変更)。第17回(1963年)大会のみ、「東京国際スポーツ大会」(1964年東京オリンピック・マラソン競技のプレ大会)の最終日(10月15日)に東京都内で開催。
1959年(第13回)
前年(1958年)の第12回大会(栃木県内で開催)までレース中に実施していた伴走車の走行を取りやめるとともに、報道関連の車両の走行も制限したため、報道陣はバスやトラックに同乗しての「合同取材」へ移行した。海外での大規模マラソン大会に倣った措置で、ランナーのコース取りの自由度が高まったことから、日本国内で開催される他の主要マラソン大会でも順次導入されている。
1966年(第20回)
この年から大会名を『国際マラソン選手権(Open Marathon Championship)』に変更。国際マラソン大会としては世界で唯一、選手権 (Championship) を名乗ることが世界陸上競技連盟(IAAF)に認められた。
改称のきっかけは、 この年の夏にブダペスト(ハンガリー)で開催されたIAAFの年次総会で、日本陸上競技連盟(日本陸連)の代表者が「世界マラソン選手権」の日本開催を提案したことにある。陸上中・短距離競技のオリンピアンで、IAAF会長(当時)の第6代エクセター侯爵(デヴィッド・バーリー)は、「陸上競技36種目のうち、マラソンだけの世界選手権を許すわけにはいかない」として提案を却下。しかし、「『事実上のマラソン世界一』を決める国際選手権」として開催することを条件に、IAAFが大会を後援することを総会で議決した。
1974年(第28回)
正式な大会名を『福岡国際マラソン選手権』に変更。世界の著名なマラソン大会で、開催地の地名を大会名に組み込む事例が相次いだことを踏まえた変更で、後援団体のIAAFも変更を認めた。
1985年(第39回)
雁ノ巣の折り返し点や、博多湾に面している関係で海風の影響を強く受けやすい海の中道付近の往復ルート(約12km)を廃止。海風を受けにくく高低差の少ない福岡市南西部の市街地を周回するコースに変更されたほか、折り返し点を和白丘へ移動させた。
1991年(第45回)
海風の影響をさらに減らすべく、海沿いのルートを短縮したほか、折り返し点を和白丘から香椎へ移動。高低差と急カーブの少ないコースに変更された。
2009年(第63回)
4年に1回の周期でオリンピック・世界選手権の日本代表を選考しない年と重なったことや、日本の実業団チームに所属する陸上男子長距離界のトップランナーに全日本実業団駅伝(1月1日開催)への出場を優先する傾向が強まったことなどから、国内招待選手を佐藤智之と尾方剛に限定。尾方が体調不良で欠場したことや、佐藤がレース早々に先頭集団から脱落したこともあって、大会史上初めて日本人選手から(8位までの)入賞者が出なかった。
2011年(第64回)
この年の大会から、IAAF(当時)による格付けで最高位(ゴールド)に昇格(日本国内のフルマラソン大会ではびわ湖毎日マラソン・東京マラソンに次いで3例目)。
2017年(第71回)・2018年(第72回)
2020年東京オリンピックのマラソン日本代表候補を決める「マラソングランドチャンピオンシップ」(通称:MGC)シリーズの対象レースに指定。
2019年(第73回)
2020年東京オリンピック・マラソン日本代表選考の最終関門である「MGCファイナルチャレンジ」対象レースの1つとして開催。エルマハジューブ・ダザが2時間07分10秒で優勝した。
大会翌年の2020年夏に、ワールドアスレティックス(世界陸連:この年の11月11日にIAAFから改称)の独立監視機関「インテグリティー・ユニット」が、この大会でダザにドーピング違反があったことを認定。ダザに対して、同年5月4日から4年間にわたって競技会への出場資格を停止する処分や、同日以降の競技成績を公式記録から抹消する処分を確定した。本大会の事務局では、第73回大会におけるダザの優勝を取り消すことや、2位以下で完走した選手の順位を1つずつ繰り上げることを2021年5月11日付で発表。この措置に伴って、2時間09分36秒で2位に入っていた藤本拓を改めて優勝者に認定した。
2020年(第74回)
「マラソン競技における事実上の世界選手権」と呼ばれた歴史や、円滑な大会運営が国際的に高く評価されていることを背景に、世界陸連から「世界陸上遺産(Heritage Plaque)」に認定された(日本国内の陸上競技大会からは箱根駅伝に次いで2例目)。その一方で、日本国内で新型コロナウイルスへの感染者が急増している状況にありながら、下記の条件で第74回大会の開催に踏み切った。
開催に際しては、出場選手を前年(2019年の第73回大会)の約460人から約80人に制限。日本以外の国・地域からの選手・ペースメーカーの招聘や、スタート・ゴール地点である平和台陸上競技場への一般客の入場を見送ったほか、大会に参加しない市民にもコース沿道でのレース観戦の自粛を要請した。
2021年(第75回)
大会を主催する日本陸連・朝日新聞社・九州朝日放送・テレビ朝日が、第75回大会を機に本大会を終了することを3月26日に発表した。世界のマラソン大会の主流が「エリートマラソン」から「大都市型マラソン」へ移っていることや、「日本の男子フルマラソン界における強化・代表選考の場」として一定の役割を果たし終えたことなどを踏まえて、有力選手の招聘や財政などの面から今後の大会のあり方を協議したところ、「大会の運営を2022年以降も続けることは困難」との判断に至ったという。
新型コロナウイルス感染症の流行が完全に収束していない状況で、2024年パリオリンピックの男子マラソン日本代表候補を選ぶマラソングランドチャンピオンシップ対象レース(MGCチャレンジ)の先陣を切って開催することから、前年(第74回)に講じられた措置や要請を事実上継続。出場選手は(国内招待選手の10人を含む)133人で、日本以外の国から選手やペースメーカーを招かないまま、大会の歴史に幕を閉じた。
2022年
前年(2021年)までの大会から「エリートマラソン」としての系譜やコースを踏襲しつつ、運営体制を一新した後継大会(名称は「福岡国際マラソン2022」)を12月4日(日曜日)に開催することを、日本陸連・福岡県・福岡陸上競技協会が連名で3月14日に発表。開催に際しては、日本国内における新型コロナウイルス感染症の流行状況が過去2年ほど深刻ではないことを背景に、日本以外の国・地域からの選手の招聘を(前身大会から)2大会ぶりに再開した。
2023年
「2024年パリオリンピック・男子マラソン競技における日本代表選手の出場枠(全3枠)のうち、『最後の1枠』に該当する選手の決定を左右する大会」という位置付けの下に、「福岡国際マラソン2023」という名称で12月3日(日曜日)に開催の予定。この年の開催に際しては、日本陸連がジャパンマラソングランドチャンピオンシップ(JMC)シリーズのレギュレーション改定に伴って新設した「グレードS」(2022年大会での「グレード1」を上回る国内最高のグレード)対象の大会に認定されたほか、世界陸連から「ゴールドラベル」(2022年大会での「エリートラベル」より上位)の格付けを受けている。
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